ブラジル大統領候補、自家用機墜落で死亡
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【8月14日 AFP】ブラジルで10月に行われる大統領選挙に出馬予定だった社会党(PSB)党首エドゥアルド・カンポス(Eduardo Campos)氏(49)が13日、選挙運動のために搭乗していた自家用ジェット機の墜落事故で死亡した。
選挙放送録画のためにサンパウロ(Sao Paulo)市に向かっていたカンポス氏が乗ったセスナ機560XLは、サントス(Santos)市内の屋内競技場と周辺の住宅に激突。機体は大破し、現場では大規模な火災が発生した。同機にはカンポス氏やその顧問、カメラマンなど7人が搭乗しており、全員が死亡した。
カンポス氏はジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)現大統領の対抗馬として大統領選に出馬予定で、最新の世論調査では全候補者中3位の支持率を得ていた。ルセフ大統領は、同氏の死を受け、国喪を宣言するとともに、自身の選挙運動を3日間中止すると発表した。
空軍報道官によると、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)からサンパウロに向かっていた同機は「着陸準備中に悪天候のために墜落した」という。地元メディアが伝えた消防隊員の話によると、墜落現場では少なくとも10人が負傷した。(c)AFP