米ニュースサイト「バズフィード」が事業拡大、日本版も年内に
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【8月12日 AFP】米ニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」が11日、ベンチャーキャピタルから5000万ドル(約51億円)の資金を調達したことを受け、大型の新規事業計画を発表した。
米シリコンバレー(Silicon Valley)のベンチャーキャピタル大手アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)は10日夜、バズフィードに5000万ドルを出資し、アンドリーセン・ホロウィッツのパートナーの一人であるクリス・ディクソン(Chris Dixon)氏がバズフィードの取締役に就任することを発表した。
出資の詳細は明らかにされていないが、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によるとこの資金調達によりバズフィードの評価額は8億5000万ドル(約870億円)になった。
一方バズフィードは11日、複数の事業拡大を声明で発表した。
まず動画部門は「バズフィード・モーションピクチャーズ(BuzzFeed Motion Pictures)」に名称を変えて部門を拡大し「GIFから長編映画までとその間にある全ての動画に注力」する。
バズフィードの編集チームは、取り扱うニュースの本数を増やすために拡充するとともに、外国特派員の人数を倍増するという。
また、「ライフスタイルの独自コンテンツを増やす」ため、米マンハッタン(Manhattan)にキッチン・料理研究所を立ち上げる。
さらにバズフィード・インターナショナルは昨年発表されたフランス、スペイン、ポルトガル版に続き、インド、ドイツ、メキシコ、日本版のニュースサイトを今年開設する計画だ。(c)AFP/Rob Lever