【8月12日 AFP】メキシコで11日、76年におよぶ石油採掘の国家独占を終わらせ外資を含めた民間企業参入の道を開く画期的なエネルギー改革法の一括法案にエンリケ・ぺニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領が署名し、同法は成立した。

 首都メキシコ市(Mexico City)で行われた式典で、ぺニャニエト大統領は数百人の招待客を前に「(同法成立は)これから数年間のメキシコの経済成長と発展を促進する、歴史的変化を象徴するものだ」と語った。

 5日前にメキシコ議会上院で承認された同法は、中道のぺニャニエト大統領の最も意欲的な政策で、中南米第2位のメキシコ経済に弾みをつけるための政策の要となる。(c)AFP