【8月11日 AFP】競泳の全米選手権(2014 Phillips 66 National Championships)は10日、米カリフォルニア(California)州アーバイン(Irvine)で男子200メートル個人メドレー決勝が行われ、マイケル・フェルプス(Michael Phelps)はライアン・ロクテ(Ryan Lochte)に次ぐ2位に入った。

 世界記録保持者のロクテが、1分56秒50をマークして優勝を飾ると、五輪で18個の金メダルを獲得しているフェルプスは、わずか0.05秒差での2位フィニッシュとなった。

 同種目での今季最速タイムは、萩野公介(Kosuke Hagino)が記録した1分55秒38となっている。

 3選手は、10日後にオーストラリアのゴールドコースト(Gold Coast)で開幕するパンパシフィック選手権(Pan Pacific Swimming Championships 2014)で直接対決を迎える可能性もあるが、ロクテとフェルプスがどの種目にエントリーするかは分かっていない。

 全米選手権では勝利がなかったフェルプスだが、約2年ぶりの競技復帰で首位と僅差の2位に入賞しただけでも、上出来な内容といえるだろう。(c)AFP