【8月9日 AFP】男子テニス、ロジャーズ・カップ2014(Rogers Cup 2014)は8日、カナダ・トロント(Toronto)のレクソール・センター(Rexall Centre)でシングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が6-3、4-6、6-3で第5シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に勝利し、準決勝に駒を進めた。

 フェデラーは対フェレール戦の連勝を15に伸ばし、自身の33歳の誕生日を祝った。誕生日当日に行われた試合で、フェデラーは4戦全勝の成績を残している。

 グランドスラム通算17勝を誇るフェデラーは、第2セット序盤に満員の観衆からハッピーバースデーの歌で祝福されると、試合後には特大のチョコレートケーキをプレゼントされた。

 フェレール戦では2010年以来となるセットを落としたものの、その後の第3セットを制したフェデラーは、「楽しんで試合をすることができた。33歳という年齢で、このレベルでプレーできていることは夢のようだ」とコメントした。

「僕の目標はこのままけがを抱えることなく、現役を終えられるようにすることだ」

「僕はツアーで今季2勝を挙げているけれど、もっと勝ちたいと望んでいる。だから明日もコートで最善を尽くすよ」

 フェデラーは9日に行われる準決勝で、フェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)と対戦する。ロペスは同日行われた試合で、第6シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を6-4、6-7、6-3で下している。(c)AFP