エボラ出血熱に似た症状、カナダで患者1人を隔離
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【8月9日 AFP】カナダ・オンタリオ(Ontario)州ブランプトン(Brampton)で8日、エボラ出血熱が疑われる症状があるナイジェリアから帰国した患者1人が病院に隔離された。現地のメディアが伝えた。
ブランプトンに近いトロント(Toronto)のニュースチャンネルCP24は、この病院の医師の話として、患者は発熱など、エボラ出血熱で見られるものと似た症状があると伝えた。
保健当局者は、予防的な措置として患者の隔離を決めたがエボラ出血熱と確定したわけではなく、同様の症状が出る病気は他にもあると強調した。
今回の流行ではすでに1700人以上が感染、1000人近くが死亡しており、ナイジェリアでも9人のエボラ患者が確認されている。ナイジェリアのグッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領は8日、エボラ出血熱の流行を受けて国家非常事態を宣言した。(c)AFP