【8月8日 AFP】韓国当局は7日、同国の「カカオトーク(Kakao Talk)」や「LINE(ライン)」など外国製のチャットアプリを中国国内で遮断する決定を下したことを中国当局が認めたと発表した。

 カカオトークやLINEは中国国内で既に7月1日以降遮断されており、韓国の未来創造科学省が問い合わせていた。カカオトークは韓国企業のカカオ(Kakao)が、LINEは韓国の検索サイト大手「ネイバー(Naver)」の日本法人が運営している。

 未来創造科学省によれば、中国当局からは複数のテロリスト集団がテロ攻撃の「計画や扇動」にチャットアプリを使用している証拠があると通告されたという。「インターネット政策部」のリー・ジンギュ(Lee Jin-Gyu)氏は「同省は中国当局と引き続き交渉し、できる限り早くユーザーの不便が解消するよう努力する」と語った。(c)AFP