エボラ感染のスペイン人宣教師が帰国、首都の病院で治療へ
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【8月8日 AFP】西アフリカ・リベリアでエボラウイルスに感染したスペイン人宣教師が7日朝、スペインの首都マドリード(Madrid)に到着した。スペイン国防省が発表した。西アフリカで流行しているエボラ熱大流行の患者が欧州で治療を受けるのは初めて。
ローマ・カトリック教会の聖職者ミゲル・パハレス(Miguel Pajares)さん(75)は、特別な設備を搭載したスペイン軍のエアバス(Airbus)310型機に乗せられ、トレホン・デ・アルドス(Torrejon de Ardoz)空軍基地に到着。同機では他にも、パハレスさんと同じ病院で働いていたスペイン人修道女も搬送された。修道女には陽性反応はまだ出ていないが、隔離下で治療を受ける予定だ。
2人は空港から救急車に乗せられ、熱帯病を専門とする市内のカルロス3世病院(Carlos III Hospital)に搬送された。(c)AFP/Gabriel RUBIO - GIRON