【8月7日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)代表取締役は、6日発売の独誌スポーツ・ビルト(Sport Bild)のインタビューに応じ、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は天才指揮官だと称賛した。

 ルンメニゲ氏は、「彼は天才的な男だ。多くの指揮官を見てきたが、彼は桁外れだ。天からの恵みとでも呼ぼうか」と表現している。

 昨年6月、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を離れバイエルンの指揮官に就任したグアルディオラ監督は、チームと2016年6月までの契約を結んでいる。

 43歳のグアルディオラ監督は、就任1年目にしてUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2013)とクラブW杯(2013 FIFA Club World Cup)を制すと、ドイツカップ(German Cup 2013-14)とブンデスリーガの国内2冠を達成、唯一逃したタイトルは、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)だけだった。

 ルンメニゲ氏は、「ペップは長期決戦の男ではない」とすると、「私が思うに、南欧の人は今を生きるのが好きだ。ペップにその気があるなら、居続けることになるだろう。2016年以降も例外ではない」と話した。

「しかし、今季中に契約延長の話をしても意味がない。早くても、現行の契約が満了する1年前というところだ」

 バイエルンは、13日にボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とのドイツ・スーパーカップ2014(DFL Super Cup 2014)を戦い、22日にVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)との今季開幕戦を迎える。(c)AFP