機内にネズミで運航から除外、エア・インディア機
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【8月6日 AFP】インドの国営航空会社エア・インディア(Air India)の旅客機内で複数のネズミが走り回っているのが目撃され、同機は運航から外された。
5日のインド紙タイムズ・オブ・インディア(Times of India)によると、乗務員がネズミを目撃したのはニューデリー(New Delhi)-コルカタ(Calcutta)間で運航していたエア・インディア機。
エア・インディアの関係者は同紙に対し、旅客機内の電気ケーブルをネズミがかみ始めるとパイロットが機内のシステムを制御できなくなり大惨事になる恐れがあると述べた。
匿名を条件にAFPの取材に応じたエア・インディア関係者は、機内にネズミが出ることは世界中で「よくある現象」であり、ネズミは「どこにだって入り込むものだ」と語った。「ネズミは食べ物のにおいをかぎつけて食品を運搬する車両を追いかけ、機内に入る」という。
エア・インディア機でネズミが見つかったのは今回が初めてではない。今年2月にはムンバイ(Mumbai)発の便がネズミ発見により2時間遅延している。また2009年にはカナダのトロント(Toronto)行きの便でネズミ捕獲のために11時間の遅延が発生した。(c)AFP