【8月6日 AFP】フランス・リーグ1のSCバスティア(SC Bastia)が、長期間に及んだ交渉の末、ようやくサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)からブランドン(Brandao)を獲得することになった。5日、バスティアに近い情報筋が明かした。

 34歳のブランドンの移籍については、バスティアが2012年にDFのシルヴァン・マルシャル(Sylvain Marchal)を獲得した際、15万ユーロをサンテティエンヌに支払っていなかったことが原因となり、二転三転していた。

 バスティアは1週間前にブランドン加入を発表したものの、その後、サンテティエンヌから移籍金を要求されたことを理由に獲得を取りやめるとしていた。バスティアによれば、両クラブは元々、無料での移籍で合意していた。

 一方のサンテティエンヌは移籍金を要求した事実を否定し、以前の未払い金を要求しただけだと主張した。こちらについては、現在はすでに支払いが済んでいる。

 オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)でもプレーしたブランドンの契約期間は1年で、さらに1年の契約延長のオプションが付いている。(c)AFP