映画『アリス・イン・ワンダーランド』続編、製作開始
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【8月5日 AFP】アカデミー賞(Academy Awards)2部門を受賞したティム・バートン(Tim Burton)監督の2010年の大ヒット映画『アリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)』の続編製作が近く始まる。前回と同じキャストが再び起用されており、続編にも大きな期待が寄せられている。
『アリス・イン・ワンダーランド:鏡の国のアリス(Alice in Wonderland: Through the Looking Glass)』では、バートン氏は監督ではなく共同プロデューサーを務める。ジョニー・デップ(Johnny Depp)やアン・ハサウェイ(Anne Hathaway)、ヘレナ・ボナム・カーター(Helena Bonham Carter)、アリス役のミア・ワシコウスカ(Mia Wasikowska)らの役は前回作品と同じだ。
映画を製作するディズニー(Disney)は4日、作家のルイス・キャロル(Lewis Carroll)が描いた風変わりな世界を映像化した同映画に、今回新たに英俳優サシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)が加わると発表した。
また、新たに加わるもう1人の英俳優リス・エバンス(Rhys Ifans)は、デップ演じる帽子屋(Mad Hatter)の父親ザニク・ハイトップ(Zanik Hightopp)を演じる。
ジェームス・ボビン(James Bobin)監督が、英国のシェパートン・スタジオ(Shepperton Studios)などで撮影を行う同映画の公開は、2016年5月を予定している。
映画データベースIMDBによると、衣装デザイン部門と美術部門でアカデミー賞を受賞した1作目の製作費は、約2億ドル(約200億円)に上った。しかし全世界での興行収入は推定10億ドル(約1000億円)とされている。(c)AFP