【8月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は3日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)との親善試合に0-3で敗れ、今プレシーズンマッチで初の黒星を喫した。

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督はクラブの公式ウェブサイトで、「ブレーメンは、このプレシーズンに対戦した中で、最高のチームだ」と称賛し、「相手の方がプレシーズンでより進んでいる状況なのは承知していたので、試合は激しい競り合いになると予想していた」とコメントした。

 モウリーニョ監督はまた、「アウェーのわれわれがここに来ると、主審はブレーメンのファンを楽しませるサーカスのごとく試合を台無しにした」と述べた。

「ブレーメンというチームについては評価している。多くの選手が素早く守りを固め、フィジカルも強い。完璧な対戦相手に、われわれはプレーができていなかった」

 さらに、「FKなどすべての局面で、われわれに不利な判定が下された。特に最後のPKには納得できない。ナタン・アケ(Nathan Ake)に対しての判定は悪質で、失望させられた。良い練習試合にしたかったが、審判がそれを許してくれなかった」とつけ加えた。

 ポルトガル出身のモウリーニョ監督は、GKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)を含め多くの選手についても言及し、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)後で実戦に向けて体調など調整不足であることを指摘した。

「クルトワもほかの選手と同じだ。練習は2日間、実戦は今日の45分間だけで、もっとプレーが必要なのに時間が足りない。シーズン開始まで2週間しかないから、彼とGKペトル・チェフ(Petr Cech)には45分間ずつプレーさせた」

「彼は、フランコ・ディサント(Franco Di Santo)からのシュートで見事なセーブを披露した。ほかの2本はやむを得なかったが、あのセーブは素晴らしかった」

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