【8月4日 AFP】男子ゴルフ元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が3日、背中のけいれんにより世界ゴルフ選手権2014(World Golf Championships 2014)ブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2014)の最終ラウンドを途中棄権し、7日に開幕する第96回全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)出場が危ぶまれる深刻な状況に陥っている。

 メジャー大会を14度制覇しているウッズは、4日後に米ケンタッキー(Kentucky)州ルイビル(Louisville)のバルハラゴルフクラブ(Valhalla Golf Club)で行われる今季メジャー最終戦に向けて調子を取り戻し、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus、米国)氏が持つ歴代最多勝利記録の18勝を目指していた。

 今回の事態は、3月31日に圧迫神経痛を治療するために腰の手術を受けた38歳のウッズにとって、復帰わずか3戦目でのことだった。

 不自然な姿勢から2番ホールの2打目を放ったウッズは、後方のバンカーに入り込み、再び腰を負傷したとみられる。

 ウッズは、「違和感に気付いてから、ずっとけいれんしている。とにかく、腰全体にわたってだ」とコメントした。