【7月31日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州プネ(Pune)地区で発生し1つの村をのみ込んだ地滑りで、31日までに30人の死亡が確認された。

 30日に発生した地滑りではこれまでに泥やがれきの下から8人が救出された一方、30人の死亡が確認された。救出活動は豪雨と強風に阻まれており生存者発見の見込みは薄れつつある。地滑りにのみ込まれた村には約160人が暮らしていたとみられ、最終的な死者数は150人に達する可能性がある。

 現場で救出活動にあたるインド国家災害対応部隊(National Disaster Response ForceNDRF)の現地司令官アロック・アワスティー(Alok Avasth)氏は、「奇跡はあり得るし、生存者を探し続ける。だが現状からみて、その可能性は非常にわずかだ」と語った。(c)AFP/Aditya PHATAK