【7月31日 AFP】米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)東部のグレンドラ(Glendora)で、水利用に関して住民を混乱させる事態が発生している。

 グレンドラのある住人は、住宅の芝生が枯れて茶色くなったとして、市当局から芝生の水やりを怠った場合には罰金を科すとの警告状を受け取った。

 しかし、この通知を受け取ったのと同じ日、カリフォルニア州の水資源管理委員会からは、屋外での水利用に関して新たに導入された規則に基づき、8月1日以降は1日当たり最高500ドル(約5万円)の罰金を徴収するとの通知が届いたという。

 3年連続の干ばつで農地が干上がり、ダムの水位が低下するなどの影響が広がっているカリフォルニア州では、山火事の危険性も高まっている。(c)AFP