【7月29日 AFP】米インターネット小売り大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は28日、カスタマイズ可能な3Dプリンターで制作する商品の販売開始を発表した。同ストアでは、消費者がオーダーメードできるアクセサリーや日用品などの商品200種類以上を取り扱う。

 新サービスの立ち上げで、販売者やデザイナーはカスタマイズ可能な新商品を消費者に提供することができるようになった。ウェブサイトに掲載される商品の画像は360度回転するため、購入希望者は全ての角度から商品を確認することが可能となっている。

 同社は、ミクシー・ラブズ(Mixee Labs)やフランスに本社を置くスカルプテオ(Sculpteo)などの3Dプリント商品製造会社と協力するという。

 同社のぺトラ・シンドラーカーター(Petra Schindler-Carter)氏は声明を発表し、「同ストアでは、販売者やデザイナー、製造業者が数百万人の消費者と接点を持つことが可能となる。また消費者には多彩な商品カテゴリーの中から商品を選んでカスタマイズできる、楽しくてクリエーティブな体験を提供できるだろう」と述べている。(c)AFP