グアルディオラ監督、W杯王者ドイツの模倣に警鐘
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■バイエルンは米国遠征へ、若手の米国代表をトップチームに帯同
ブンデスリーガの新シーズン開幕を控え、グアルディオラ監督はチームが米国遠征で厳しい戦いに臨むことになると考えている。バイエルンは31日に米ニューヨーク(New York)でメキシコ1部リーグのグアダラハラ(Chivas de Guadalajara)と、8月6日に米オレゴン(Oregon)州ポートランド(Portland)で米メジャーリーグサッカー(Major League Soccer、MLS)のオールスターチームと対戦する。
「良い試合をして勝ちたいが、われわれは最高潮ではない。重要な9人の選手はまだ休暇中だ。今の時点では相手の方が出来上がっている」
「可能な限り良い形で、自分たちの信じる形でプレーしていきたい。結果や得点の経過については忘れる。われわれを見に来てくれた人のためにも、できるだけ最高の試合をする」
またグアルディオラ監督は、19歳のジュリアン・グリーン(Julian Green)が14-15シーズンのバイエルンのトップチームに残ることになるだろうと語った。グリーンは、米国代表として出場したW杯決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で見事な得点を決めた。
「私の当初のアイデアとしては、彼はシーズンを通して残ることになる」とグアルディオラ監督は語ったが、シーズン開始を前に、他の要因によってその決定が覆る可能性を示唆した。
グリーンは現在痛めた膝の治療を行っているが、バイエルンの米国遠征に帯同することになる。
「彼の才能、そしてゴールへ向かう動きには非常に好印象を抱いている。状態を整えて米国で、われわれのために戦ってくれることを願っている」
「トップチームに入るのは簡単ではないが、ここで挑戦を続け、われわれとプレーするに値する選手だ」
(c)AFP