中国で日本人に死刑執行、4年ぶり5人目
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【7月25日 AFP】外務省関係者や報道によると、中国で麻薬密輸の罪により死刑判決が確定していた50代の日本人の男に対する刑が25日午前、執行された。
在中国日本大使館の高官は匿名でAFPの取材に応え、「(在瀋陽(Liaoning)総領事館の)大連(Dalian)出張駐在官事務所に今朝、大連の裁判所から、判決が確定していた日本人の男の死刑を執行したと連絡があった」と述べた。この高官は、プライバシーを理由に男の身元は明らかにせず、罪は「麻薬に関するもの」だと述べるにとどまった。大連の司法関係者はAFPの取材に応じなかった。
時事通信(Jiji Press)によると、中国での日本人に対する死刑執行は、2010年4月に麻薬密輸罪で4人に対して執行されて以来、5人目となる。(c)AFP