【7月22日 AFP】韓国の警察は22日、順天(Suncheon)市の畑で先月12日に見つかっていた遺体について、今年4月に発生し約300人が犠牲となった旅客船セウォル(Sewol)号の沈没事故をめぐり指名手配されていた同号の運航会社「清海鎮海運(Chonghaejin Marine)」の事実上のオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン、Yoo Byung-Eun)容疑者(73)のものと確認されたと発表した。

 順天市警察は記者会見で、腐敗が進んだ遺体から採取したDNAサンプルが兪容疑者の兄のものとほぼ一致したことに加え、指紋が容疑者のものと合致したと発表した。(c)AFP