成績不振は幽霊のせい?イングランドのクリケットチーム
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【7月21日 AFP】ロンドン(London)のローズ・クリケット・グラウンドで開催中のテストマッチでは、イングランドチームがここしばらく勝利から見放されている。
キャプテンのスチュアート・ブロード(Stuart Broad)によると、不振の原因はチームが宿泊しているホテルでの心霊体験にあるという。
ロンドン中心部にある五つ星ホテル「ランガムホテル(Langham Hotel)」に宿泊中の同チームのうちメンバー数人が不眠に陥り、うち一部は部屋を替えた。
ブロード選手自身も、先月同じ場所で開催されたスリランカとのテストマッチ期間中、原因不明の睡眠障害を経験したという。
同選手は20日付の英大衆紙デーリー・メール(Daily Mail)で、「ある晩、夜中の1時半頃に目が覚めて、部屋に絶対何かがいる気配を感じた。とても奇妙な感じだった」と語った。
「明かりをつけて、インターネットを見たら、(イングランドチームのウィケットキーパー)マット・プライアー(Matt Prior)もオンライン中だとわかった。彼の部屋に行ってみたら、彼も全く同じことを言ったんだ!彼もはっきり目が覚めていたよ」
「2人ともすっかり震え上がってしまい、眠ることができなかった。マットの部屋はツインルームだったので、僕は結局、彼の部屋で一晩過ごしたよ」
テストマッチに出場するクリケット選手が、超常現象とみられるものを体験するケースは、これまでにもあった。
2005年には、イングランド北東部ダーラム(Durham)のチェスタールストリート(Chester-le-Street)で試合を行ったオーストラリアチームのオールラウンダー、シェーン・ワトソン(Shane Watson)選手が、会場近くにある宿泊先のラムリー・キャッスル(Lumley Castle)で、そこに住みついていると言われる幽霊に悩まされたという。(c)AFP