西アフリカのエボラ出血熱、死者600人超える WHO
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【7月16日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は15日、西アフリカで感染拡大が続くエボラ出血熱による死者が603人に達したと発表した。
WHOによると、今月8日から12日の間に新たに死亡が確認されたのは68人。52人がシエラレオネ、13人がリベリア、3人は流行が始まった当初、感染者が集中していたギニアで亡くなった。また、同じ期間に新たに感染が確認されたのは合わせて85人だった。
今回の流行が始まって以降、西アフリカでのエボラウイルスへの感染者数は、疑い例を含めて964人に達している。WHOのダニエル・アプスタイン(Daniel Epstein)報道官は記者団に対し、「感染の拡大は各地でまだ続いている」との見解を示した。(c)AFP