モスクワで地下鉄脱線、20人死亡 130人負傷
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【7月15日 AFP】(一部更新)ロシアの首都モスクワ(Moscow)の地下鉄で15日、脱線事故が発生し、ロシア非常事態省の高官らによると20人が死亡した。保健省によると負傷者は約130人に上っている。
ロシア非常事態省モスクワ支部のアレクサンドル・ガブリロフ(Alexander Gavrilov)氏は国営ロシア通信(RIA)に対し、「現段階で、男性4人、女性3人の計7人の遺体が捜査当局に引き渡された。(現在は列車の)1両目と2両目からそれぞれ6人の遺体を収容しているところだ」と語った。
また保健省の報道官によると、女性1人が搬送先の病院で死亡した。
これに先だってモスクワ副市長は記者団に対し、事故により10人が死亡し、現在も5人が地下に閉じ込められているとみられると発表していた。また、市衛生局は106人が病院に搬送されたと発表している。
地下鉄当局は先の声明で、ブルーラインで脱線事故が起きたことを発表しているが、詳細には触れていない。(c)AFP