【7月9日 AFP】韓国軍合同参謀本部は9日、北朝鮮が同日早朝、北朝鮮西部の黄海道(Hwanghae Province)地域から日本海(Sea of Japan)に向けて短距離弾道ミサイルとみられる物体2発を発射したとみられると発表した。

 北朝鮮はこの1週間、ミサイルの発射実験を繰り返している。習近平(Xi Jinping)中国国家主席が今月3~4日に行った韓国訪問への反感を示すためとの見方もある。

 中国は北朝鮮にとって唯一の大きな同盟国だが、習主席は韓国の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領とは2回の首脳会談を含め4回も会っている一方、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記とは一度も会談していない。(c)AFP