【7月3日 AFP】英国当局は3日、イスラム過激派勢力が新たな爆発物を開発した可能性があるとの米国からの情報を受け、同国の空港の警備体制を強化した。

 英当局は警備の強化点についての詳細は明らかにしてない。また、英国のテロ警戒レベルは3番目に高い「サブスタンシャル(相当な)」のまま変更されていない。

 欧州が夏の休暇シーズンを迎える中、旅行者の不安を払拭(ふっしょく)しようと、英国のニック・クレッグ(Nick Clegg)副首相とパトリック・マクロフリン(Patrick McLoughlin)運輸相はテレビに出演した。

「信ぴょう性のある新たな脅威が特定された際に世界中の空港に対応策が導入されるよう、米国や世界中の国々と協力することが非常に重要であり、われわれはそうしている」とクレッグ副首相は英ITVテレビに語った。(c)AFP