【7月3日 Relaxnews】ホテルの客室に置かれたアメニティーグッズ――石けんやペン、メモ帳――などの持ち帰りは、たいていの宿泊客がしていることだ。ただ、もうちょっとばかりホテルの備品を失敬したい、という欲求を抑えきれない宿泊客も少なくないようだ。

 宿泊施設予約サイト「ホテルズドットコム(Hotels.com)」が28か国の8600人を対象に実施した調査によれば、ホテルの備品を「盗む」割合が最も高かったのはコロンビアで、57%が備品を持ち帰っていると認めた。

 コロンビア人の宿泊客たちは、客室に読書用として置いてある雑誌や書籍を特に好んで失敬していた。

 備品持ち帰りを認めた回答が40%で、2位にランクインしたメキシコ人にも同様の傾向がみられた。

 3位は38%のインド人で、36%だったスペイン人をわずかに上回った。

 スウェーデン人では回答者の35%が備品をくすねたことがあると認め、ホテル備え付けのタオルやガウンを自分のスーツケースにしまい込むことに罪悪感を覚えていない人もいた。

 34%だった中国人の中には、ランプや時計、装飾品などの調度品にまで手を伸ばしてしまう人もいた。

 同じく34%だった米国人たちが、客室から最も多く持ち帰る備品はタオルだった。(c)Relaxnews/AFPBB News