米直行便の保安検査強化へ、新型爆弾を懸念か
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【7月3日 AFP】米当局は2日、米国への直行便が就航する欧州と中東の複数の空港で、警備を強化する方針を明らかにした。
米国ではここ最近、現行の保安検査をすり抜けて機内持ち込みが可能な新型の爆発物をテロ組織が開発しているとの懸念が持ち上がっている。ジェイ・ジョンソン(Jeh Johnson)国土安全保障長官は「数日中」に対策を実施すると発表したが、詳細な内容や空港名については言及しなかった。ただ、匿名を条件に取材に応じた同省職員によると、対象となるのは欧州と中東の複数の空港だという。
米国は今週末に独立記念日の連休を控えているが、具体的なテロ攻撃計画や脅威が存在するのかどうかは不明。
米テロ対策の専門家らは過去数か月にわたり、過激派が空港の保安検査を回避する新たな戦略を開発した可能性があると指摘していた。(c)AFP