【7月1日 AFP】サッカー日本代表の指揮官を退任したアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)氏が1日、母国イタリアへの帰国に際し、指導者引退も「選択肢の一つ」と語った。

 ザッケローニ氏は羽田空港(Haneda Airport)で記者団に対し、「去るのは非常に寂しい。素晴らしい4年間を過ごした。サッカーへの情熱は尽きていないが、引退も選択肢の中の一つではある」と語った。

 ザッケローニ前監督を見送ろうと、日本代表の主将を務める長谷部誠(Makoto Hasebe)と内田篤人(Atsuto Uchida)が空港にサプライズで訪れた。

 驚きもあって「あれはイエローカードだ」と冗談を飛ばしたザッケローニ氏は、「それでも本当にうれしい」と続けた。

「少し休みたい。家族と過ごして、今後のことを見据える」

「協会(日本サッカー協会(Japan Football AssociationJFA))やチーム関係者、選手と良い関係を作ることができた。4年間の思い出は心の中にしっかりと刻んでいきたい」

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