【7月1日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)を退団したカカ(Kaka)が30日、米メジャーリーグサッカー(MLS)に2015年から参入するオーランド・シティSC(Orlando City Soccer Club)への加入へ向け、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orland)に到着した。

 カカは、14-15シーズンの欧州カップ戦への出場権が獲得できなかったため契約解除条項を行使し、クラブと双方合意の上でミランを退団した。

 6月に入りカカとの契約に向けての「話し合いが進んでいる」と発表していたオーランド・シティは、同選手の到着を控えた同日、ツイッター(Twitter)に「KomingSoon」と投稿。その後、同クラブがツイッター上に投稿した写真では、到着したカカに対して多くのファンが歓声を送っている様子が見られた。

 クラブは、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦のベルギー対米国戦の公式観戦パーティーを行う1日にカカとの契約を発表し、入団会見を行う見込みとなっている。

 32歳のカカは、ミランの公式テレビに対し、長らく米国でのプレーを望んでいたと語っていた。

 2015年1月からのMLSでのプレーを前に、カカは、ユースチームに入団してプロデビューを飾ったサンパウロFC(Sao Paulo FC)にローン移籍する見込みとなっている。

 オーランド・シティは、先頃ダビド・ビジャ(David Villa)を獲得したニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)とともに、2015年にMLSの20番目と21番目のクラブとして参入する。(c)AFP