【6月30日 AFP】うだるような暑さのフォルタレーザ(Fortaleza)で行われたサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦、オランダ対メキシコの試合で、前半30分を迎えたところで今大会初めて3分間の給水タイムが設けられた。

 湿球黒球温度(Wet Bulb Globe Temperature)が摂氏32度以上になったとき、主審の判断で給水タイムが設けられることになっていた。

 オランダのルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は試合前、数人の選手が試合中に体重を最大4キログラム落とす可能性があるとして、ペドロ・プロエンサ(Pedro Proenca)主審に対し、試合中に給水タイムを設けるよう要望していた。

 焼けつくような太陽の下、試合会場のカステラン・スタジアム(Castelao stadium)に集まったサポーターは、暑さを避けるために自分の席に座るよりもスタンドの日陰に立って観戦することを選んでいた。(c)AFP