【6月30日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦のアルジェリア戦を前に、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督と連絡を取るのが難しくなっている。監督の携帯電話が故障したためだ。

 54歳のレーブ監督は、ドイツ代表のキャンプ地、サントアンドレ(Santo Andre)に入ってから電子機器関連で災難が続いている。監督はすでに、ビーチをランニングしている際にiPod(アイポッド)を落とし、お気に入りの音楽をまとめて失っている。

 そして今回、携帯電話が故障したことで、ポルトアレグレ(Porto Alegre)のエスタディオ・ベイラ・リオ(Estadio Beira-Rio)で行われるアルジェリア戦を前に、監督は「サイレントモード」に設定されている。

 監督は「電話もできないし、SMS(ショートメッセージサービス)も使えない。どこが壊れてるのかさっぱり分からないよ」と嘆いた。

 しかし、ドイツ代表の通算4度目のW杯制覇の方に全力を注ぐ監督は、この問題についてはまるでブラジル人になったかのように、のんびりとした態度をみせている。

 監督は「まあ、大したことじゃないさ」と話した。(c)AFP