【6月26日 Relaxnews】日本政府は2020年開催の東京五輪を前に、インドネシア、フィリピン、ベトナムからの観光客の入国査証(ビザ)発給を緩和し、訪日する外国人観光客の増加を目指すとしている。

 外務省はこのほど、マイクロチップが埋め込まれた電子パスポートを持つインドネシア人に対してビザの取得を免除する他、フィリピンとベトナムからの旅行者へのビザ発給要件も「大幅に緩和」することを明らかにしている。

 外務省が発表した声明によると、「観光立国としての日本の売り込み」「年間2000万人の外国人観光客の誘致」を目標にしており、新規則の運用の時期については、なるべく早くにスタートさせたいとしている。

 2013年に日本を訪れた観光客の数は東日本大震災後はじめて1000万人台を回復した。

 政府は世界第3位の経済大国再生へ向けた幅広い取り組みの一環として、訪日する観光客の増加を目指している。(c)Relaxnews/AFPBB News