【6月25日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)グループCで、グループリーグ敗退に終わった日本のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督が24日、大会を通じてチームが持っている力を発揮しきれなかったと嘆く一方で、進退については明言を避けた。

 日本は、ベスト16入りのためにかなり厳しい条件をクリアしなければならない状況で、首位コロンビアとの試合に臨んだが、1-4とまたしても及ばなかった。

 前半の日本代表は印象的なプレーを見せ、圧倒的なポゼッションで、ハーフタイム間際には岡崎慎司(Shinji Okazaki)のヘディングシュートで同点に追いついたが、後半に入ってコロンビアの活力が増すと、それはもろくも崩れ去った。

 日本はこの4年間、ボールを保持しながらプレッシャーをかけるタイプのサッカーを、何度も見せてきた。ザッケローニ監督は、最終戦では向上したものの、今大会ではそうしたサッカーを出しきれなかったと語った。

 イタリア出身のベテラン指揮官であるザッケローニ監督は、ギリシャ戦までの2試合は及第点以下の出来だったと話し、「全体的に、もっと良いプレーができたはずだと全員が思っていた」とコメントした。

「今日の試合、とりわけ前半で見せたように、強い相手との試合でもいつも通りインテンシティーを高めてプレーすれば、勝つチャンスを生み出せると思う」

 ザッケローニ監督の下で、日本は2011年の第15回アジアカップ(AFC Asian Cup 2011)を制し、W杯アジア最終予選もグループ首位で突破したが、昨年のコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2013)では3戦全敗に終わり、今回のW杯でも結果を残せなかった。

 ザッケローニ監督は、「このチームならもっともっとできたはずだ。最高のメンバーをブラジルへ連れてきたと確信している」と話した。

 気持ちを抑えきれない様子の監督は、日本代表の指揮官を務めたことを「信じられない経験」と語る一方で、去就については日本サッカー協会(Japan Football AssociationJFA)の面々と話し合ってから発表すると語った。

「これから日本へ戻り、経営陣と話してから、残ることになるかどうか発表する。その質問については、まずは内部で話し合うのが適切だと思う」

(c)AFP/John WEAVER