英ストーンヘンジの夏至祭り、今年は4万人集結
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【6月22日 AFP】巨石で構成されている英国の古代遺跡「ストーンヘンジ(Stonehenge)」で21日未明から夜明けにかけて、毎年恒例の夏至の祭典が行われ、古代ケルト人社会の祭司「ドルイド(Druid)」など4万人近くが集まった。
警察当局は、主に違法薬物に関連した容疑で25人が逮捕されたことを明らかにしつつ、「大多数の参加者にとって楽しい催しになったことは喜ばしい」とコメントした。
ストーンヘンジの巨石は約5000年の歴史を持ち、高さ3~6メートルで同心円の形状で配置されている。考古学者らは、石が配置された時期を紀元前3000年~1600年の間と推計している。
1986年に世界遺産に登録されたストーンヘンジ。その調査研究は長年行われているものの、建造の背後にある理由はいまだに解明されていない。(c)AFP