ナイジェリアが勝利、ボスニア・ヘルツェゴビナは敗退決定
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【6月22日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は21日、クイアバ(Cuiaba)でグループFの試合が行われ、ナイジェリアは1-0でボスニア・ヘルツェゴビナに勝利した。
ピーター・オデムウィンギ(Peter Odemwingie)のゴールで1998年のフランス大会以来となるW杯本大会での勝利を挙げたナイジェリアは、この白星でアルゼンチンに続く同グループからの決勝トーナメント進出に大きく前進した。一方敗れた初出場のボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、敗退決定という苦い結果に終わった。
この日行われた試合でアルゼンチンは1-0でイランに勝利して勝ち点を6に伸ばし、ナイジェリアが同4、イランが同1、ボスニア・ヘルツェゴビナは同0となっている。25日のグループリーグ最終戦で、ナイジェリアはアルゼンチンと対戦する。
イランと0-0と引き分けたグループ初戦のチームとは全く異なる姿を見せたナイジェリアは、エマニュエル・エムニケ(Emmanuel Emineke)が脅威となった。
前半29分の先制の場面でエムニケは、右サイドを突破するとボスニア・ヘルツェゴビナの主将を務めるエミル・スパヒッチ(Emir Spahic)を抜き去るとパスを出し、これをオデムウィンギが押し込んでナイジェリアが先制した。
チャンスを多くつかめないボスニア・ヘルツェゴビナだったが、エディン・ジェコ(Edin Dzeko)のゴールが誤ってオフサイドと判定されて取り消される不運にも見舞われた。
さらにジェコは最終盤に2度チャンスをつかんだが、相手GKとポストにシュートを阻まれ、ボスニア・ヘルツェゴビナは勝ち点1を奪うことはできなかった。(c)AFP