中国新疆の公安局で爆発、突入した13人射殺
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【6月21日 AFP】混乱が続く中国西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で21日、公安局の建物に車で突っ込み爆発物を起爆させた「凶悪犯」13人を当局が射殺した。自治区政府系のニュースサイト「天山網(Tianshan)」が伝えた。
天山網は、「実行犯らはカシュガル(Kashgar)地区のカルギリク(Yecheng)県にある公安局建物に車で突っ込み、積んでいたとみられる爆発物を起爆させた。当局は断固とした対応で凶悪犯らを射殺した」と報じた。
同サイトによると、この事件で当局の関係者ら3人が負傷したが、死者は出ていない。その他の詳細は伝えられておらず、使用された爆発物の数なども明らかにされていない。
広大な土地に豊富な資源を持つ中国西部の新疆ウイグル自治区は、人口の大半を少数派のイスラム教徒であるウイグル族(Uighur)が占めている。
ここ数年、暴力的な事件が多発している同自治区では、ここ数週間で当局による取り締まりが強化されており、注目を集めた事件での犯人の逮捕や判決言い渡しに関する報道が相次いでいる。(c)AFP