ヤンキースの田中、6回10奪三振で11勝目
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【6月18日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)は17日、トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)戦に先発登板し、6回10奪三振の投球で、両リーグ最多となるシーズン11勝目を挙げた。試合はヤンキースが3-1で勝利した。
ヤンキースのエースとなった田中は初回、先頭打者のホセ・レイエス(Jose Reyes)に初球を本塁打とされたが、その後は三塁を踏ませない投球で戦績を11勝1敗に伸ばした。
防御率を1.99とした田中は、ア・リーグのトップに立っている。
プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス(Tohoku Rakuten Golden Eagles)から今季、7年総額1億5500万ドル(約160億円)でヤンキースに加入した田中は、レイエスに初球をスタンドへ運ばれた時点では、本調子でないかに思われた。
しかし田中は、続く打者12人中5人を塁に出しながらも粘りを見せ、38球を投じて2回までを乗り切ると、その後はリズムをつかみ、最後は打者7人中6人を退けた。(c)AFP