【6月17日 AFP】厳格な指揮官として知られるサッカーロシア代表のファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督は16日、チームに対してW杯ブラジル大会(2014 World Cup)期間中のソーシャルメディアの使用を一切禁止していることを明らかにした。

 ロシア代表チームは、ブラジルを出発するまでフェイスブック(Facebook)、ツイッター(Twitter)、インスタグラム(Instagram)などのオンラインコミュニケーションがまったく使えないことになっている。

 イタリア出身のカペッロ監督は、厳しい措置を講じた理由について、「選手たちは、ここではソーシャルメディアを使うことができません」と述べ、「彼らは1か月間、自制しなければなりません。帰国したら、思う存分に使わせます」と説明した。

 自身の方針について熱弁をふるったカペッロ監督は、「ツイッターは、適切な書き方をしなければ、有害なものになりかねません。そうなることを防ぐために、選手たちにはソーシャルメディアを使わないようお願いするのです」と続けた。

 カペッロ監督は、韓国との初戦を翌日に控えたクイアバ(Cuiaba)での記者会見で、これを語った。(c)AFP