イングランドとイタリアの指揮官、酷評のピッチにも「満足」
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マナウスのアレーナ・アマゾニア(Arena da Amazonia)の写真が今週初めに明らかになり、乾いて茶色の線が至る所に見られたピッチを国際プロサッカー選手会(FIFPro)は激しく非難していたが、ホジソン監督は何の心配もしていないと語った。
試合前の記者会見でホジソン監督は、「さきほどピッチの上にいた。われわれは大丈夫だと思っている。ピッチは非常にフラットだ。心配の種は見つからない」とコメントした。
「このピッチの上でのプレーに満足するだろう。いいプレーができるだろうし、両チームに適している。芝は短く、ピッチは平らで、良いサッカーができるにちがいない」
イングランド代表の主将を務めるスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)は、ホジソン監督の言葉に同意した上で、「すべて大丈夫。芝も完ぺきな長さだ。太陽は午後4時半(現地時間)に沈み、僕らのキックオフは(午後)6時だ。試合は展開の早い、活発な物になるだろうね、完璧さ」と付け加えた。
両チームは13日にスタジアムのピッチ上で練習を行い、プランデッリ監督も練習後にピッチ表面の状態に満足していることを明かしていた。
プランデッリ監督は、「ピッチについては、とてもひどいコンディションだと聞かされていたが、実際には素晴らしコンディションだった。並はずれて素晴らしいとまではいかないものの、良い状態だ」と記者会見でコメントしている。
世界中のプロサッカー選手を代表するFIFProは先に「選手にはプレーするためにふさわしい芝の質というものがある。しかし、マナウスはそうではない。悪いコンディションの中で苦しむ選手や試合を見たい人などいない」と声明を発表していた。(c)AFP/Tom WILLIAMS