アルプスの名峰マッターホルンからウイングスーツで初飛行
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【6月12日 AFP】スイスのエクストリームスポーツ愛好家2人が、スイスとイタリアの国境の山「マッターホルン(Matterhorn、標高4478メートル)」の頂上から史上初めてとなるウイングスーツでの飛行に挑戦した。愛好家らが11日、発表した。
「人生最高のジャンプになる…そんな初飛行を選べるなら、マッターホルン以外に考えられない」と、ジェラルディン・ファスナハト(Geraldine Fasnacht)さんは自身のウェブサイトで述べた。
スイスとイタリアの国境に横たわるマッターホルン。そのピラミッド型の頂はスイスの象徴とされている。
2人が挑戦を行ったのは7日。しかし、ファスナハトさんとジュリアン・マイアー(Julien Meyer)さんはまず、4478メートルの山頂まで8時間かけて登らなければならなかった。
登頂後、2人はマッターホルンの東面から勢いよくジャンプし、数十秒かけて山の周囲を飛行した後、北壁に着地した。
ウイングスーツは表面積を増やす特殊なジャンプスーツで、鳥のように滑空することができる。最後は通常のスカイダイビングと同じくパラシュートを開いて着地する。(c)AFP