【6月12日 AFP】12月に試験的な打ち上げが予定されている米航空宇宙局(NASA)の新型有人宇宙船オリオン(Orion)が、米フロリダ(Florida)州のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)でシステムの最終テストに入った。

 オリオンの乗員モジュールとサービスモジュールは、最終の組み立てとシステムテストを行う「FASTFinal Assembly and System Testing)」室で最後の検査が行われている。

 オリオンは12月に、3600マイル(約5800キロ)の高度まで打ち上げられ4時間にわたる宇宙空間での飛行試験を行う。飛行試験では、未来の有人深宇宙探査で飛行士の生命維持に不可欠となるシステム群を調べる予定。(c)AFP