【6月12日 AFP】バドミントン、ヨネックスオープンジャパン2014(YONEX OPEN JAPAN 2014)は11日、東京体育館(Tokyo Metropolitan Gymnasium)で女子シングルスの1回戦が行われ、山口茜(Akane Yamaguchi)は21-17、19-21、18-21で大会第1シードの五輪王者、李雪ゼイ(Li Xuerui、中国)に敗れた。

 昨年大会(YONEX OPEN JAPAN 2013)を制している高校生の山口は、世界ランキング1位の李を追い詰めたが、65分で逆転負けを喫した。

 ヨネックス・オープンは初参戦となる21歳の李に対し、同62位の山口は第1ゲーム、4-4から一気に20-12にリードを広げると、李の反撃を17点で止め、このゲームを奪った。

 前日の予選ラウンドを勝ち抜き、本戦に進んでいた17歳の山口は、続く第2ゲームでも一時は7-3と先行したが、BWFワールドスーパーシリーズファイナルズ(BWF World Superseries Finals 2013)王者の李は8-8として山口をとらえると、一進一退で迎えた19-19から最後は2ポイントを連取してこのゲームを奪った。

 そして最終ゲーム、山口は5-1とリードしたところから苦しんだ。9-9からお互いにポイントを奪い合って17-17としたが、李がそこから2ポイントを奪うと、サービス側の優位を生かしてそのまま試合をものにした。(c)AFP