【6月10日 AFP】香港国際空港(Hong Kong International Airport)の到着ロビーが9日、張り子パンダの大群に「占拠」された。香港では、絶滅の危機にあるパンダの保護を訴えるチャリティー運動「1600熊猫遊香港、創意X保育(1600 Pandas World Tour in Hong Kong: Creativity Meets Conservation)」が市内各地で企画されており、その一環で、まず1600体が空港にお目見えした。

 仏人アーティストのポロ・グランジョン(Paulo Grangeon)氏の手による張り子パンダ1600体を街中に出没させるキャンペーンは、これまでにも独ベルリン(Berlin)、仏パリ(Paris)、台湾の台北(Taipei)などで行われている。

 香港での同イベント主催者によると、張り子パンダはビクトリア・ハーバー(Victoria Harbour)や沙田(Sha Tin)競馬場、香港島を走るトラムなどに出現する予定。(c)AFP