【6月7日 AFP】サッカードイツ代表のマルコ・ロイス(Marco Reus)が足首の靱帯(じんたい)を部分断裂し、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を欠場する見込みとなった。

 25歳のロイスは、6-1でドイツが勝利した6日のアルメニア戦でハーフタイムを前に左足首をひねって病院に搬送され、検査でけがの状態が明らかとなった。

 ドイツサッカー連盟(German Football FederationDFB)は、7日の現地時間午後10時にフランクフルト(Frankfurt)からキャンプ地ポルト・セグーロ(Porto Seguro)に向かうチームにロイスが帯同するか否かの決定がじきに下されると発表している。

 所属するボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)で好調を維持していたロイスは、ドイツ代表として21試合に出場して7得点を決めており、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督の攻撃的なサッカーの中心的な役割を担っていた。

 ドイツ代表の主将フィリップ・ラーム(Philipp Lahm)は、診察結果が出る前の段階で「マルコはずっと好調だったので、けがの状態が悪ければ大きな打撃になる」と語っていた。

 ドイツは、16日にグループGの初戦でポルトガルと対戦し、その後ガーナ、米国との試合を控えている。(c)AFP