【6月4日 AFP】ブラジルは現在、8500キロに及ぶ海岸線を守るため、原子力潜水艦1隻を含む潜水艦5隻を建造中だ。

 ブラジル沖では、大規模な油田開発が行われており、その結果によって同国は世界でも指折りの石油輸出国となる可能性がある。

 100億ドル(約1兆円)が投じられている建造プロジェクトにかかわる海軍関係者によると、これら潜水艦はその石油資源を保護するために建造されている。

 通常型潜水艦の最初の1隻は現在45%が完成しており、2017年に就役する見込み。2隻目は2019年に就役予定。原潜は、2017年に建造を始め、2021年に就役の予定だ。(c)AFP