【6月3日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)が2日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場する日本代表の長谷部誠(Makoto Hasebe)と2年契約を結んだと発表した。

 30歳の長谷部は、2007-08シーズンから活躍の場をJリーグ1部(J1)の浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)からブンデスリーガに移しており、これまで通算135試合に出場し5得点を挙げている。

 フランクフルトでスポーツディレクターを務めるブルーノ・ヒュブナー(Bruno Huebner)氏は、「われわれは経験豊かな選手と契約することができたので喜んでいる。彼はここ数年、ブンデスリーガで実力を証明してきた」とコメントした。

「われわれはW杯での彼の成功と、彼がけん引するチームができるだけ勝ち抜けるよう祈っている」

 昨年9月にVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)からニュルンベルク(1. FC Nuremberg)に移籍した長谷部は、故障でシーズンの大半を棒に振り、チームも2部に降格した。

 長谷部はシーズン最終節で復帰を果たしたものの、膝の負傷によりニュルンベルクでは14試合しか出場できなかった。

 2006年以降、日本代表に定着した長谷部はこれまで通算78試合に出場しており、14日にはコートジボワールとのW杯ブラジル大会グループC初戦を控えている。(c)AFP