ブラジル首都で反W杯デモ、催涙ガスで強制排除
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【5月28日 AFP】ブラジルの首都ブラジリア(Brasilia)で27日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に多額の資金を費やすことに反対するグループや先住民の指導者などがデモを行い、警官隊は催涙ガスを使用して強制排除した。
先住権や家がない人たちへの住宅供給などを求める約1000人が政府庁舎のある一角に集まり、W杯が行われるスタジアムに向けてデモ行進した。
警察が催涙ガスを発射すると、一部の先住民がスタジアムを取り囲んだ約500人の警官隊の一部に石を投げる姿も見られた。(c)AFP