【5月24日 AFP】ロシア・ムルマンスク(Murmansk)地方で20日、この地方を拠点に活動するサーカス団がバスで移動中、飼育しているワニの上に体重120キロの女性職員が倒れ、ワニが負傷するという事故が起きた。

 地元メディアの報道によると、サーカス団が乗車していたミニバスが急ターンした際、経理を担当するこの女性は席から転げ落ち、フェージャ(Fedya)と名付けられた体長2メートルのワニの上に倒れたという。

 ロシア通信(RIA)が伝えたところによると、フェージャはその後3時間にわたって嘔吐(おうと)を続け、団員たちはフェージャの命を危ぶんでいたという。

 女性は軽傷で済んだものの、シートベルトを着用していなかったとして厳しいおとがめを受けた。このサーカス団の団長によるとフェージャは回復し、テレビ番組に出演するためモスクワ(Moscow)に滞在しているという。(c)AFP