【5月25日 AFP】100周年を迎えたドイツの高級カメラメーカー・ライカ(Leica)の新本社ビルが今週、同社創業の地ヘッセン(Hesse)州ウェッツラー(Wetzlar)で正式にオープンした。

 事業を分割した後の1980年代に近郊の街ソルムス(Solms)へと移転し、今回100年前にカメラの製造を開始したウェッツラーへ帰ってきた同社は、最新鋭の設備を誇る新社屋のオープンについて、「原点への回帰と新たな始まりを意味する」とコメントしている。

 環境に配慮した技術を取り入れ、流線型の外観が印象的なこのビルは、巨大なカメラレンズとフィルムのスプールをイメージして設計されたという。(c)AFP/Benoit TOUSSAINT