【5月23日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は22日、ニューヨーク(New York)州クーパーズタウン(Cooperstown)にある米野球殿堂博物館(National Baseball Hall of Fame and Museum)を、在任中の米大統領として初めて訪問した。米観光旅行業界の振興が目的。

 オバマ大統領は、2020年までに年間の訪米外国人観光客数1億人を達成すると宣言。そのために、米主要空港で多くの外国人観光客をいらつかせている入国審査にかかる時間を短縮すると約束した。

 米大都市圏の主要空港では、2001年9月11日の米同時多発テロを受けて保安検査が厳格化されたことから、欧州・アジア発の到着便の多い日には入国までに1時間以上かかる状態となっている。オバマ大統領は「飛行機を降りて、15分で入国できる。それが大事だ」と語った。(c)AFP